crossorigin="anonymous"> イバラキ to イバラキ ⑤ - ケンユーのロードバイク日記

ロードバイク

イバラキ to イバラキ ⑤

長野県→群馬県

居眠り運転で寒さで震えて走る二人は

チェックポイントの諏訪大社に到着した。

ここは温泉の名所であり、当初から

温泉に入ることも選択肢には入れていた。

しかし時間的余裕がない。とはいえ

睡魔で身体が動かないので、

ここはタイムロスをしても身体を

リセットすべし!その前にシンプルに寒い!

温泉に入る決断をした。

すぐそこに銭湯を見つけて突入する。

券売機を見て驚愕。入浴券にタオル、

シャンプー、リンス、ボディシャンプー、

歯ブラシセットまでついて500円である。

入浴券でいえば280円😳。

地元で入る銭湯の1/4やん

いざ入浴するとそれはもう言ってしまうのよ

「極楽、極楽〜♨️」

これはサイヤ人が披露した時に入る

カプセル状の回復装置並みの回復力がある。

久しぶりに体内に血が巡りこれは

身体も目が覚めた。永遠に温泉に

浸かっていたくなったが、そういや

時間に余裕はなかった。泣きながら湯船

から出て、また汗だくのサイジャを着る。

再び走り出した。しかし眠気と疲れは

一時的にどっかいってる。温泉効果だ。

しかし目の前には大きな山が広がる。

またもや山である。中盤の200kmは

まだ終わっていないのでそうなる。

にしても壮大な景色だ。

どこ向いても見渡す限り山である。

さすが長野県。

緑〜の中を走り抜けてく真っ赤なアンカー♪

チーン!そんなことしてると

トンネルとなりそこを抜けて先がこの景色。

荒船山である。もうこれラピュタやん!

絶対ロボット兵いるやん!てかここ

下仁田って書いてるからもう群馬やん!

テンションはあがる。しかしコースは

ここから下がる。降りの景色も素晴らしい。

撮るのを我慢しながら降りてたら

この標識見つけて止まってしまう。

ついに「東京」の文字が出てきた。

東京なんて文字、やしたかじんの歌でしか

見たことがなかった。感動である。

しかし長かった登り区間、当然ペースは

上がらず、時間的な貯金はまだない。

スタッフに聞くと、ケンユーより早く

6時にスタートした選手は二人を除いて

我々より後ろにいるらしい。

ケンユーが1時間も貯金ないこと考えると

彼らはもう高速で我々を抜き去らないと

時間切れになるということ。どうやら

このブルベ、過去に出たブルベのように

多くの参加者が認定できるのではなく

生き残れる者数人というサバイバルな

仕様だと今更知る。しかし400km走ってきて

間に合わなかったですテヘペロは

言いたくない。ケンユーは先を急ぐ。

にしてもこの長野県→群馬県の流れは

絶景だった。このコースで最も美しかった。

 

〜つづく〜

 

 

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