crossorigin="anonymous"> ブルベ300km 伊勢志摩② - ケンユーのロードバイク日記

ロードバイク

ブルベ300km 伊勢志摩②

こんなん続く訳ない

ケンユーは近江八幡をスタートした。

名前を呼ばれた順にスタートなので

7人がすぐに一緒に走れるわけではない。

しかし彼らが健脚なのは知ってるので

特に待つことなく淡々と進む。

しばらくすると後方からどりちゃんと

ビワイチTを着たりょうちゃんと合流。

日野、土山を抜けて三重県に抜けるために

鈴鹿峠を越えてゆく。とはいえ

滋賀県側から三重県側は比較的緩やか。

登り切ってからの下りが長い。

身体が冷えるほど下ると

そこはもう三重県関である。

関宿で写真撮りたいなぁなんて言葉にするも

まだ残り250kmで遊んでられない。

とはいえ、1回目の補給しておこうと

ミニストップで休憩。

休憩してしまうとおしゃべりが止まらない。

ブルベって僕の中では、速く走るのではなく

遅くは走らないようにすることが重要。

そのためには休憩時間の過ごし方も重要。

しっかり補給はしなくてはいけないが

できるだけ時間を使いたくない。しかし

複数人で走ると順にトイレに行ったり

それを待ったりするので時間を要する。

しかしソロで走ると孤独感ぱねぇ。

ソロで走って、生産性を極限まで高めるのか

仲間と走ることで孤独感を打ち消すのか

これもブルベの特長。今回においても

ソロで走る女性が2名いて、僕たちが

何回も追い抜くのだがコンビニなどで

補給してる間にいつのまにか抜かれており

また彼女を抜く。しかしまたいつのまにか

抜かれてるので抜き返す。

そんなウサギと亀が繰り返される。

そんなこと考えながら走れてるのは

勾配1%の緩やかな下り坂を追い風の中、

走ってるからである。これほんと楽ちん。

2%でもダメ、1%の追い風が最強♪

「え?俺、ついに成長期来た?」と

まるで自分が速く、そして強くなったと

勘違いできる。

7人は気持ちよさそうに喋りながら

軽やかに進んでいき、笑顔で鳥羽に到着。

でもケンユーは薄々、気がついていた。

ブルベにおいてこんな快適な状態が

続くわけない・・・と

その悪寒は見事に的中するのである。

〜つづく〜

 

 

 

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