crossorigin="anonymous"> 雨のブルベ400km③ - ケンユーのロードバイク日記

ロードバイク

雨のブルベ400km③

城崎温泉

ケンユーが装着した最新化学兵器である

シューズ用カッパは絶大な効果を発揮する。

シューズが濡れない。つまり心も濡れない。

雨などもろともせずに走ると辿り着いた。

天橋立である。今回のブルベ、

天橋立を突っ切るのがコースになってる。

ダートながらロードで走れる。

ところどころ写活しながら渡りきる。

一度、天橋立を山頂から見下ろしたいが

今回もその山は叶わず😭

そこからさらに西へ走る。すると

どうやら見覚えのある道に出る・・・

「そうか!ここタンイチの時に通った!」

ケンユーは去年の夏に嘘みたいな快晴の中

タンイチでタンゴブルーを味わった

久美浜を目指していたのである。

あの時は空が真っ青。

今回は雨で顔が真っ青。

悲壮な面持ちで走り続けるケンユーは

久美浜を突き抜けてついに過去にトランポ

でも侵入したことない西側諸国に突入。

路面はいい。車幅も広い。車も少ない。

非常に走りやすい。雨でなければね😂

数えきれないアップダウンと隧道を抜けて

ついに兵庫県に侵入。

おそらく自走で兵庫県入りは初。嬉しい。

もはやどこを走っても初めて走る道。

雨は降り続けているが一周回って

ケンユーの気分はよろしい。走り続けると

ついに「城崎温泉」の文字が踊り出した。

すぐにチェックポイントにもなってる

城崎温泉駅に到着。ここで半分。

周りは観光客まみれ。外国人観光客の

浴衣姿のカッコ良さに見惚れてると

「足湯」の文字を見つける。

これは入るしか選択肢がない。

ずぶ濡れのシューズ用カバーを外し

ずぶ濡れのビンディングシューズを脱いで

ずぶ濡れのソックスを脱いで足湯に浸かる。

昇天する気持ちよさである。

「もはやこのままDNFでもいいだろう」

そんな思考が支配していくのが怖くて

足湯から無理やり足を引き抜いた。

足湯で暖まった足にずぶ濡れの

ソックスを履き、ずぶ濡れのシューズを履き

ずぶ濡れのシューズ用カッパを纏う。

にしてもこの駅、絵になる。しかし

 

ここで感傷に浸ってる訳にはいかない。

まだここから200kmある。

日が暮れ出す。ここからは山区間。

雨は止む気配はなかった。

このブルベ中、ずっとカッパ着てた。

これ、雨はもちろんだが防寒になる👍

〜つづく〜

 

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