シャベクライム
第一のチェックポイントである
「結ステーション」を後にして
北東に向かって走りだした。
もはやどこも初めて走る場所なので
サイコンのGarmin先生に従うしかない。
ナビは明らかに山に向かって導いている。
「おいおい登らせる気なの?」
Garminは先生は黙ってる。
やがて「スキージャム勝山」の看板が!
「ここスキーするとこやん!懐かしいなぁ〜
行ったことないけど」
Garmin先生は既読スルー
さらに進むと山の麓で他の参加者が
自販機でドリンク買っていた。
「この先、ドリンク買うとこないかもな、
この暑さやし買っておこうか」
二人はマネしてドリンク購入。
この日、当初の予報では雨だったので
「晴れろ!」と願ってたら晴れたのは
いいのだがむしろ暑すぎる問題。
「曇れ!」と祈るべきだったと反省。
そこからは他のグループの方と一緒に
シャベクライム。説明しよう!
シャベクライムとはヒルクライムが
しんどいときに、しゃべり続けることで
脳に身体的なしんどさを感じる
暇を与えない走方である(特許申請中)。
しかも今回は皆さんの話が興味ありすぎて
「え?PBP出たんですか?フランスに?」
となり、登ってる意識すらなく、
気がつくと石川県白山市に突入していた。

「うわ!もう石川県やん!チャリで
石川県これるとか笑かす!」と
「滋賀県にこんなんない♪」
それが何度も訪れてくるから何度も
撮りたくなって辛い問題勃発。
下りの途中で止まることなんか出来ない
ので我慢大会。ケンユーの悔し涙が
白山の僅かな残り雪を溶かしていく。
降りきって、スーパーで補給タイム。
うどんも食べれたのでゲージは回復。
遠くに見えるのが白山なのか?

福井県に恐竜がいることは知っていたが
石川県にも恐竜いるのは知らなんだ。
恐竜博物館が近いらしい


それにしても普段、出張で高速使って
数時間かけてやってくる石川県に
チャリで来た。これは嬉しい。
滋賀県と隣接する福井県や岐阜県ではなく
石川県に突入したという事実が嬉しい。
〜つづく〜