crossorigin="anonymous"> ブルベ600km 海の幸 山の幸⑤ - ケンユーのロードバイク日記

ロードバイク

ブルベ600km 海の幸 山の幸⑤

急速に休息

朝5時に米原駅を出発してここまで340kmを

走ったがまだ1日目の最終チェックポイント

に届かず。時間は22時を越えていた。

チェックは高岡市で買い物したレシートを

確保すること。高岡市に入って信号待ち

してるとき、横を見るとフランケンがいた。

後で調べると藤子不二雄先生の

生まれ故郷であり、他のキャラクターも

数多く居たらしい。しかしこの時にそれを

探す時間的、肉体的、精神的余裕はない。

夕食を済ませてから本日のゴール地点である

「北陸健康センターアラピア」に

到着したのはちょうど0時。

ブルベって、所定のチェックポイントを

時間内にクリアするのであれば

どこで宿泊してもいいし、

宿泊しなくてもいい。

しかし寝ないまま600kmとか

普通は考えられない。むしろ速い人は

事前にホテルを予約しておき

そこに宅急便で着替えを送り付けておいて

お風呂に入って、ディナー後に白いガウン

着てカクテルグラス片手にブラインドに

指を入れて「ブルベか・・・」

と黄昏てからゆっくり眠りにつき

小鳥の囀りを聴いてゆっくりと起きて

美味しい朝食をとってかから

「さてそろそろいくとするかな」

と新しいジャージに着替えて次の日の

ライドとしてスタートするらしい。

ケンユーら二人はそもそも何時ごろに

ここに来れるか未知数すぎて

どこも予約はしていなかった。

ここなら何時からでも利用できて

お風呂があって、個室ではなく

大部屋にあるリクライニングシートや

畳の上で仮眠できる施設である。

二人はまずお風呂に入って

浴び続けた雨とかきたおした汗を洗い流す。

それだけでもう回復した気になる。

仮眠を取るのは大部屋で雑魚寝、

もしくは数多く設置されている

リクライニングシート。こんな施設、

滋賀にはないが北陸にはよくあるらしい。

実際、ブルベ参加者も多くいたが

そうでないお客さんも多く、真っ暗な

大きな部屋にリクライニングシートで

何十人も寝てる絵はシュールである。

周りのおっさんのイビキを聞きながら

眠るなんでできるだろうか?と思う前に

寝た。1時くらいからかな。

そして3時に起きた。2時間と言えども

気分的にはもう翌日。あと1時間ほど

寝ても良かったがケンユーは末期なので

暗闇の大部屋で朝に投稿すべき

インスタの原稿を書いていた。

きっとブルベ参加者の中で寝る間を

惜しんでインスタなのに気持ち悪いほどの

長文を仕込んでる選手権があれば

優勝できたであろう。

さて、二日目が始まる・・のか?

〜つづく〜

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