困難続くわけない
鳥羽展望台を後にして進む7人。
真珠の町だけあってこの道は
パールロードと呼ばれている。
確かにうちゅくしい
快適に走り折り返し地点を越えたが
皆が薄々気がついていた現実が
早足で追いついてきた。
雨 が降り出した。
曇天だったとはいえ予報で雨はなかった。
降り出してしばらくは
「こんなのミストミスト♪ 超気持ちいい」
と今時、北島康介では言わないセリフで
強がっていたが雨足が強すぎて
そこそこ強いボクサーのジャブくらいに
顔面が痛くなってきたところで
みんなで雨宿り。
みんな一気に身体を冷やされた。
雨雲レーダー見ても止む気配はなく
我々は病む気配しかないが進む。
行きが追い風の下り坂だったのが
帰りは向かい風の登り、そして雨☔️
メンバーの顔色が悪くなり
唇が紫に変色する。こんな色の唇
5月のプールに入る小学生でしか
見たことない。コンビニで雨宿り。
ここで何人かはコンビニでカッパを購入。
これいいと思う。雨を防ぐのはもちろんだが
防寒具としての機能を果たす。
持参した装備が弱いと感じたら選択肢に
入れると良い。ジリ貧になったときは
ゴミ袋を着る。これでもいい。
なんせ寒さは消耗が激しい。
フィジカルもメンタルも削られる。
ケンユーはネックウォーマーと
冬用手袋を持参していたので万全かと
おもいきや、足がおろそかだった。
一度濡れたシューズと靴下は乾かない。
シューズカバー、もしくはシューズ用の
カッパを持参すべきであった。てなことを
思いながら走ってまたコンビニで補給。
みんなが疲弊している。ケンユーは
彼らを元気づけようよと
インスタライブして遊ぶ(意味不明)。
そのおかげか、雨は止んでくれた。
それだけでなく、虹を見せてくれた🌈
止まない雨はない
困難は続くわけがない
みんなは虹を見てそう思った(知らんけど)
〜つづく〜